代表よりご挨拶
弊社のウェブサイトをご覧いただき誠にありがとうございます。
弊社は2010年10月に米国で事業開始後、世間の皆様のご支援を賜り「世界で戦う人と企業の創出」というコンセプトで、グローバル人材開発/起業家育成支援事業を継続してまいりました。
決して平坦な道ではありませんが、常にお客様と共にビジョンを掲げ困難を乗り越えながら、グローバル人材開発の領域における新たな価値の提供に日々取り組んでおります。
さて、私自身は航空宇宙業界のエンジニアから留学を経て、米国で起業家としてキャリアチェンジを図り、あるご縁からまったく関わりのなかったグローバル人材開発/起業家育成という分野で事業を運営しておりますが、自身の仕事・人生のテーマ、そして海外で事業を展開するうえで、仕事と人生を「楽しむ」「尊ぶ」という2つのコンセプトを掲げています。
ひとつめの「楽しむ」について、私が海外を意識するようになったのは、小学5年生の時、地元の新聞社が主催するホームステイプログラムでアメリカのコロラド州に3週間留学行ったことがきっかけでした。
東北の田舎を離れ、成田空港から飛び立つ前の言葉にできない高揚感、初めて渡った異国の地で見たもの全てに驚き・感動し、そこで言葉や文化の壁を超えて異国の人たちとコミュニケーションを取る楽しさを知りました。
以降留学やビジネス、自分が創った仕事で海外に行く機会も多くなりましたが、そこには常に、新しい出会いへの期待、高揚感、小学5年生の少年が抱いていた「ワクワク」が常に変わらず伴っています。
この「ワクワク」を原動力に、仕事と人生をもっと楽しくしていきたい、このモチベーションをもっとたくさんの人と共有したい。これが私の掲げる「楽しむ」のコンセプトです。
そして「尊ぶ」。
私は学生時代航空工学を勉強していましたが、自身が持つ身体的事由により、妥協に妥協を重ねても、就職が決まらず、就活で一人取り残されるというとても辛い経験をしました。
結果的にはあるご縁で運良く優良企業に就職することができ、5年間航空宇宙エンジニアとして経験させていただきましたが、就活で経験した「自分の価値」に対するテーマと向き合い、価値ある人生と仕事を自分の手で勝ち取ること決心し、サラリーマン生活に終止符を打ち、米国で起業しました。
その結果、小さいながらも自分の力で世の中に価値を生み出していく仕事に誇りを持つことができるようになりました。
そしていつしか、就活の頃社会から不適合の烙印を押されたことで抱えていたコンプレックスを克服し、かつての自分は日本社会というごく狭い限定的な枠の中で苦しんでいただけだったということ、世界は広く、自分の価値はいくらでも最大化していけるのだということを知りました。
この経験を通して、苦難があっても仕事や人生を価値のあるものに変えていくことができること、一度だけの大切な人生を尊び、想いに向き合うことで仕事のモチベーションに繋げていくことができるということを身をもって経験しました。
この経験を自分に関わってくださったお客様、従業員、家族、全ての人に伝えていきたい。 これが私の掲げる2つ目のコンセプト「尊ぶ」です。
この、私たち一人ひとりの中にある「楽しむ」と「尊ぶ」を掘り下げ、想いを深め向き合うことによって、ビジネスも教育も必ず良い方向に向かうと確信しています。
そして、私たちが提供させていただいた機会や環境をきっかけにグローバル人材/アントレプレナーとして変わっていく人たちを見て、改めて人は変われるということ、人が変わることで組織が変わるということ、人の想いや情熱から組織を良い方向に変えていく必要性を今強く感じております。
これは決して難しい学方法論を勉強するということではなく、一歩踏み出す勇気とちょっとしたマインドチェンジで実現できる、実はとても簡単なことであるということを多くの方に知っていただき、行動につなげていただきたい。私たちは、そんな一歩を踏み出す人と企業の頼れるサポーターになりたいと願っております。
今日、国際経済や労働市場の通念が転換期を迎え、世界規模で変化の激しい未曾有の時代を迎えるにあたり、私たちはこれからも、“人”の本質にフォーカスした人材開発事業を通して、一人でも多くの日本人の価値ある生き方と働き方の実現、そして世界における日本企業の価値向上に貢献してまいります。
今後ともご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
株式会社メルサ・インターナショナル・ジャパン
代表取締役 鈴木郁斗